2年生では総合の時間に、放課後等デイサービス「あ~すり~と」代表の檀野俊さんにお越しいただいて、講演を聴きました。
檀野さんは大学生のとき、陸上競技を専門にしていた方で、全国トップを目指してトレーニングを続けていたところで脳腫瘍が見つかり、手術をせずに陸上競技を続けるか、手術をして陸上競技をあきらめて命を取るか、という選択を迫られました。
しかし檀野さんは生きることも陸上競技もあきらめませんでした。
「前例がないのなら、自分が最初のひとりになれば良い。そうすれば同じ症状の人の希望にもなるのではいか」と。
過酷なリハビリの末、檀野さんは右耳が聞こえない後遺症は残ったままですが、走って、跳んで、投げるという陸上競技に復帰を果たしました。
マスターズ陸上の10種競技年齢別クラスの復帰戦では、見事に当時の日本記録を更新するという偉業を達成されたのです。
檀野さんは、私たちに伝えてくれました。小さくても夢をたくさん見つけること。ダメな理由ではなく、できる可能性を探すこと。人生の決断は自分で決めること。そして、一生懸命はかっこいいということ。
7月9日(土)午前11時からABCテレビのドキュメンタリー番組『LIFE~夢のカタチ~』で
檀野俊さんの特集が放送されます。
信達中学校の講演の模様も放送されますので、ぜひご覧ください!